公式LINEは、集客や販促といったマーケティングを展開するのにとても便利かつ有利なツールです。しかし、ビジネスの形態によっては、1つのアカウントでは管理が難しい場面もあるのではないでしょうか?公式LINEで複数のアカウントを使えれば便利、と思っていても作成可能かどうかわからない、という方も数多くいるはずです。
そこで今回は、公式LINEで複数アカウントを作成する方法や、どういったときに便利なのか、など、複数アカウントを運用するメリットについて、詳しく解説します!
公式LINEで複数アカウントを持ちたい方や、その運用に迷っている方は必見です!ぜひ最後までじっくりお読みくださいね。
公式LINEは複数アカウント作成可能!

実は公式LINEでは、1つのIDで複数のアカウントを作成できます。例えば、複数の店舗やブランドを運営している場合、それぞれに対応したLINE公式アカウントを開設・運用できるのです。
1つのIDで100アカウントまで可能
1つのIDに対して、公式LINEでは最大100アカウントまで作成可能です。異なる用途ごとにアカウントを作成すれば、効率よく運用することができます。
アカウントを分けて運用すると、より細かいマーケティング戦略を立てることができます。たとえば、実店舗をいくつか経営している場合などは、店舗ごとにアカウントを分けておくと非常に有利です。とくにおすすめのケースについて、次で詳しく見ていきましょう。
複数アカウントの作成がおすすめのケース
ここでは複数アカウントを作成して運用する場合のおすすめケースをご紹介します。
店舗ごとや地域ごとでアカウントを分ける
飲食チェーン店で日本全国に店舗を展開してる場合、地域の特産食材を最もおいしくなる季節に限定して提供することがあります。そんな地域限定のキャンペーン情報やクーポンを店舗ごとに配信することが可能です。
医薬品や化粧品関連事業などで、医薬品系、化粧品系、サプリメント系など異なるサービスを展開している場合に、それぞれのサービスごとに新製品や最新トレンド情報などを配信できます。
こうした使い方をすることで、友だち追加してくれたユーザーに、より分かりやすい情報提供が可能になります。
公式LINEの複数アカウントの作成方法

さて、ここからはLINE公式アカウントをすでに運用している方を対象に、複数アカウントを作成する方法を説明します。作成は、Web版とアプリ版の両方で可能です。
Web版から作成する場合
Webブラウザを使用して公式LINEのアカウントを作成する手順は以下のとおりです。
- LINE for Business にアクセス
- 左上にある「アカウント」のタブをクリック
- アカウントの画面の左側にあるメニューで「作成」ボタンをクリック
- アカウント名や業種などの基本情報を入力
- 認証・未認証を選択 (あとから認証を申請することもできます)
- 利用規約を確認し、アカウントを作成
④~⑥は新規のLINE公式アカウントを作成する手順と同じです。
作成したアカウントは、アカウント画面の右側にある「アカウントリスト」で一覧になって表示されるので、そこからそれぞれに必要な設定を行ってくださいね。
アプリから作成する場合
スマートフォンの「LINE Official Account」アプリを使用して、アカウントを作成することも可能です。
- 「LINE Official Account」アプリをダウンロード(iOS/Android)
- アプリを開き、現在持っているLINE公式アカウントでログイン
- ホーム画面の左上にある「≡」のアイコンをクリックし、アカウントリストを表示させる
- 出てきたメニューの「+アカウントを作成」をクリック
- 画面の表示に沿ってアカウント名や業種などの基本情報を入力
- 認証・未認証を選択 (あとから認証を申請することもできます)
- 利用規約を確認し同意をクリック
アプリがあるので、スマートフォン1つで手軽にアカウントを増やせます。Web版もアプリも、難しい操作はありませんので、ぜひ複数アカウント作成にチャレンジしてみてくださいね!
公式LINEで複数アカウントを作成するメリット

さて、公式LINEで複数アカウントを作成すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?さまざまなメリットがありますが、ここでは主なメリットを3つ紹介します。
使い分けることでブロック防止につながる
たとえば、1つのアカウントで特定地域の店舗情報を配信すると、その地域外のユーザーにとって不要な情報が増え、ブロックされるリスクが高まります。1つの会社で複数ブランドを持っている場合なども同じです。
そういった場合は複数アカウントをうまく使い分けると、適切な情報を必要なユーザーにのみ届けやすくなり、ブロックされにくくなります。
配信できるメッセージ通数が増える
公式LINEでは、無料プランや有料プランによって1か月に配信できるメッセージ数が決まっていますが、複数のアカウントを作成していれば、アカウント数×規定メッセージ数の配信ができます。全体のメッセージ配信可能数を増やせるため、より多くのユーザーへアプローチすることが可能です。
アカウント管理がしやすくなる
特定の目的やターゲットごとにアカウントを分けることで、管理がしやすくなります。例として、1つの会社で運用している場合に、
キャンペーン専用アカウント
お問い合わせ専用アカウント
店舗別アカウント
などに分けると、運営側も混乱せず、ユーザーにとっても分かりやすい運用が可能になります。
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公式LINEは、1つのIDで最大100アカウントまで作成でき、さまざまな目的で使い分けることが可能であることを解説してきました。とくにブロック防止や配信可能メッセージ数が増えるといった点でメリットがあることをおわかりいただけましたでしょうか?
複数アカウントを運用すると、メッセージや配信タイミングの設定、お問い合わせなどが増えるので、その点でためらってしまっている公式LINE運用者の方もいるのではないでしょうか?
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