LINE公式アカウントは企業や店舗にとって、顧客＝ユーザーと直接つながれる大切なコミュニケーションツールです。しかし、せっかく友だち追加してもらったのに、すぐにブロックされてしまった、という経験はありませんか？
そんな「なぜブロックされたのか、理由がわからない」という方に向けて、今回は、ブロックされる理由とブロック率を下げる方法を詳しく解説します！また、そもそもブロック率は一般的にどのぐらいなのか、どのように計算するのか、なども併せて解説しますよ。
LINE公式アカウントをこれから始めてみよう、という初心者の方も、ブロックされにくい運用方法をご紹介しますので、ぜひ最後までじっくりお読みくださいね！
LINE公式アカウントのブロック率とは？
「ブロック率」とは、LINE公式アカウントを友だち追加してくれたユーザーのうち、どれくらいの割合がブロックしているかを示す数値です。この数値が高いほど、運用を改善する必要がありますので、運用を開始したら定期的にチェックするようにしましょう。
ブロック率の計算方法
ブロック率の計算方法は次の式で計算できます。
ブロックされた人数 ÷ 総友だち数 × 100 (%)
例えば1,000人の友だちのうち200人がブロックしていれば、ブロック率は20％になります。LINE公式アカウントでは、管理画面でブロック率を確認することができますので、定期的に確認してみましょう。
数値の反映はリアルタイムではなく、少しだけ時間がかかりますが、1週間前や30日前など、時間の経過に対するブロック率の変化がわかるようになっています。メッセージやクーポン配信といった施策後の効果について、都度ブロック率を確認・把握して、運用改善に活かすようにしましょう。
平均値は20〜30%
LINE公式アカウントをマーケティングに活用している業界は数多くありますが、全体としては平均20〜30％といわれています。数字だけ見ると高く感じてしまいますが、ユーザーとの相性や配信スタイルによって変動するので、極端に高くならないよう工夫することが大切です。
一時的に高くなった場合は、直前の施策に問題があることがほとんどです。ただ、いったんブロックされてしまうと、こちらから解除することはできないので、できるだけブロックされない戦略を検討していく必要があることを覚えておきましょう。
LINE公式アカウントでブロック率が上がる原因
ブロック率が高くなる背景には、LINE公式アカウントの運用に問題があるケースがほとんどです。その主な原因は2つあると言われています。ブロック率が上がったときは、まずこの2つの原因が当てはまるかどうか確認してみてください。
配信頻度が多く役立つ情報が少ない
ユーザーにとって有用な情報が含まれていないメッセージばかり配信すると、「必要のないメッセージばかり」と思われてしまい、ブロックされやすくなります。また、内容が充実していても、配信回数が多すぎるとブロックされる可能性が上がってしまうので、情報の鮮度や有用性を意識し、適切な配信頻度を模索することが重要です。
いつ配信するのが効果的なのかがわからない、という方は、ぜひコチラの記事も参考にしてくださいね！
ユーザー属性があっていない
LINE公式アカウントを友だち追加してくれたユーザーでも、取り扱っている全ての商品やサービスに興味がある方ばかりではありません。それを理解せず、全てのユーザー層に一斉配信をしてしまうと、ブロック率が上がってしまいます。友だち追加してくれたユーザーがどのような属性(※)を持っているのか、しっかりと分析し、ユーザー層ごとに内容を分けて配信するようにしましょう。
※属性 年齢、性別、居住地域、趣味、嗜好、購買履歴といったユーザーを特徴づける情報のこと。
LINE公式アカウントの運用において、もっともビジネスに大きな影響を与えるのがステップ配信です。効率的に顧客とのつながりを継続し、購買行動を喚起させるツールとして、大手企業から個人事業主まで多くの方が利用しています。
LINE公式アカウントのステップ配信とLINEの自動化で注目されるツールについて、こちらの記事で詳しくまとめていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
LINE公式アカウントでブロック率を下げるためのポイント
ブロック率を下げるには、配信方法に工夫が必要です。ここではブロック率を下げるための具体的なポイントについて紹介します。
配信頻度や内容を見直す
配信頻度は週1〜2回程度が目安です。どんなに興味がある内容でも、あまりに頻繁にメッセージが来ると「うるさく」感じられてしまうもの。配信曜日や時間帯を考慮して配信すれば、ブロック率を下げることができます。
内容も宣伝やセール告知だけでなく、ユーザーにとって役に立つ豆知識や限定情報を織り交ぜるようにしましょう。特に、お悩み解決的な情報や、「あなただけに送っている」といった特別感のある内容だと、ユーザーからの好感度もアップします。
セグメント配信を活用する
セグメント配信を活用すると、ブロック率は確実に下がります。セグメント配信とはユーザーを属性でグループ分け(＝セグメント化)し、それぞれのグループに合わせたメッセージを配信するマーケティング手法です。ユーザーそれぞれに合わせたメッセージは満足度を高められるので、ブロックを回避することができます。
ユーザーとの双方向性を意識する
アンケートやチャット機能を活用して、双方向のコミュニケーションを意識してみてください。ユーザーに、LINE公式アカウント側と「繋がっている」「会話している」と感じてもらえると、関係性が構築されていきます。関係性の構築はブロックされにくくなるだけでなく、今後のマーケティングの発展にも影響する重要なポイントなので、積極的にコミュニケ―ションを取るようにしましょう。
かんたんラインステップを使って顧客とのエンゲージメントを強化しよう！
ブロック率を下げるには、原因を見極めた上でLINE公式アカウント運用を工夫するのが効果的です。ブロック率が上がってしまった、なかなかブロック率が下がらない、という場合は、今回の記事を参考にぜひ改善策を検討してみてくださいね！
さて、ブロック率を下げるポイントで、セグメント配信の活用についてご紹介しました。LINE公式アカウントにはセグメント配信ができる機能が標準で搭載されています。このセグメント配信をさらに効率的に運用できる「かんたんラインステップ」というツールをご存じですか？
「かんたんラインステップ」はLINE公式アカウントを自動化するツールで、セグメント配信を最適化したうえで自動配信してくれる、とっても便利なツールなんです。もちろん、顧客とのコミュニケーションもしっかりカバーしてくれるので、エンゲージメント(＝顧客との関係性)の構築・強化もお任せできて安心です！
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