新居を探そうと考えたときに、どのような手段が思い浮かびますか？以前であれば不動産検索サイトにアクセスして、おすすめ物件の閲覧などをするのが一般的でした。また不動産仲介の会社にメールアドレスなどの個人情報を登録して、メールで紹介してもらうという方法もありますよね。
ところが今、不動産会社で公式LINEアカウントを利用した取引が活発になっています。問い合わせがしやすかったり、レスポンスが早くできるなど、双方にとってのメリットが多い為です。
そこで今回は、不動産会社が公式LINEアカウントを利用するメリットについて解説します。電話やメール、対面よりもグッとハードルが低くなり、気軽に利用できる公式LINEアカウントを積極的に活用し、実績へと繋げられるコツをお伝えしますので、ぜひ最後までお付き合いください！
【不動産会社向け】公式LINEの活用メリット！
それではなぜ、今、不動産会社が公式LINEを利用すると、メリットを得られるのでしょうか。
配信に気づいてもらいやすく開封率が高い
LINEは今、日本国内で一番利用者数が多いSNSで、その数は83.7％にも上ると言われています。（引用元：モバイル社会研究所）
従来のメールと比較をすると、プッシュ通知が出るためすぐに配信に気づいてもらえるのがLINEの大きな強みです。また操作が手軽で開封率も高いため、以前メールが未読のまま蓄積されていて情報が届けられていなかった、というような問題点も解消できるようになりました。
ユーザーに合わせて配信できる
公式LINEアカウントは属性ごとに絞り込んで配信をすることができます。その為一斉に同じ内容のものを配信するというのではなく、年齢：〇歳台、エリア：〇〇県などと、条件設定できますので、上手に使って効果的な層にアプローチをしましょう。
顧客が気軽に問い合わせができる
以前であれば一般的であった電話問い合わせですが、実は心理的なハードルが高く、つい遠慮してしまった経験はありませんか。しかし公式LINEアカウントならこのような心理的ハードルがだいぶ低くなり、気になる物件について気軽に問い合わせできるようになりました。
また、以前の対面での物件問い合わせであれば、書面に個人情報を記入したりと、煩雑なイメージがある方も少なくないでしょう。ところがLINEであれば面倒なプロセスを簡略化して物件紹介を行う事ができるため、そのような気軽さも双方での導入へのメリットとなっています。
【不動産会社向け】公式LINEの効果的な利用方法
さまざまな企業が積極的に導入している公式LINEアカウントですが、不動産会社が導入する場合には、どのように利用するのが効果的なのでしょうか。
リッチメニューを使って物件検索などのページへ移行
LINE公式アカウントの機能の一つに「リッチメニュー」があるのはご存じでしょうか。リッチメニューを使えば、カレンダーから希望日を選択して、来店日の予約などをすることができます。また、物件検索メニューを入れることもでき、そこから物件検索ページへアクセスしてもらう事も可能ですので、ぜひ活用してみてくださいね。
あいさつメッセージで自社サイトへアクセス
また、自動応答メッセージを利用して自社サイトへアクセスしてもらうという事もできます。自動応答メッセージはあらかじめキーワードを設定しておき、メッセージを送信されたら自動で応答するというものです。
挨拶の自動返信と共に自社サイトへのリンクを盛り込んだ自動返信をするようにしておけば、自然に自社サイトへ誘導することもできますよ。ぜひ一度お試しください。
一斉配信でイベント告知
また告知などには一斉配信が適しています。「仲介手数料０円キャンペーン」など、キャンペーン告知をたくさんの人に配信したい、というときには一斉配信を使いましょう。
カードタイプメッセージで案件紹介
物件紹介をする際には「カードタイプメッセージ」を使うと見やすいのでおすすめです。 「プロダクト」「ロケーション」「パーソン」「イメージ」の４種類があるので、商品にあったものを選んで使ってください。
カードタイプメッセージの設定方法
カードタイプメッセージは事前の設定が必要なので、以下の手順で設定していきましょう。 管理画面→左側メニュー内のメッセージアイテム→カードタイプメッセージ→ 作成ボタンを押下します。メッセージ作成画面が出たら、上から順番に、メッセージカードのタイトル入力や、カードタイプの選択をしましょう。
今回は物件紹介ですので、カードタイプはロケーションが適しています。プレビュー画面にラベルが表示されますが、これは任意ですので必要に応じて使うようにしてください。 そして下に下がっていくと写真の設定や説明文の入力項目となっていきますので、順番に入力して進みましょう。するとアクションの設定が出てきますが、こちらも任意ではありますが、把握しておくと便利な機能です。
メッセージカードの一番下に青い文字で表示される文字列がアクションで設定できる反応です。
URLを入力して自社サイトへリンクさせたり、クーポンを表示させたりできますよ。タップした時に表示させたいものを、プルダウンの中から選択してください。
「かんたんラインステップ」で公式LINEを有効活用しよう！
今回は不動産会社が公式LINEアカウントを利用するメリットについてお伝えしました。以前であればなかなか気軽に問い合わせできなかったようなものも、公式LINEアカウントにより簡単に問い合わせできるようになったといった点が強みになっていますよね。
また企業側としても、リッチメニューやカードタイプメッセージなどを活用することにより、自社サイトへ誘導しやすくなりました。これがLINE公式を使う上での魅力という事も感じていただけたのではないでしょうか。
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