時間や場所の制約が少なく、主催者・参加者の双方にメリットも多いウェビナーは、近年開催数が増えています。そのウェビナーで、さらに重要なのは終了後アンケートだという事をご存じでしょうか? ウェビナー開催後の参加者アンケートで、さらにデータを集約し分析することで、よりマーケティングを強化することが可能になります。
近年ではGoogleフォームを使ったアンケートも多いですが、今回はLINE公式アカウントでのアンケートの作成方法や入力項目の解説をします。
これをお読み頂く事により、LINE official Account Managerでのアンケートの設定方法や、集まったデータの生かし方などが理解できますよ。 ぜひ最後までお付き合いください!
公式LINEでウェビナーアンケートの作り方!
それでは、ウェビナーを開催した後に、公式LINEアカウントを使ってアンケートを実施するには、具体的にどのような操作をして作成していくのでしょうか。 解説していきます。
アカウントリストから対象アカウントを選択
まず管理画面に入っていきましょう。 LINE official Account Managerにログインし、左上に表示されている「アカウント」をクリックもしくはタップしてください。すると右側にリストが表示されますので、アンケート調査に使用したいアカウントを選択します。
リサーチから作成
左側のメニューをもう一度見てみると、家のようなマークがついた「ツール」という項目があります。その中に上から「クーポン」「ショップカード」「リサーチ」という項目が表示されていますので、上から3番目の「リサーチ」を押下してください。
リサーチを押したあとに、右上の「作成」という黄緑色のボタンを押します。すると左上に大きく「リサーチ」と表示されたリサーチ内容の作成画面が現れますので、入力していきましょう。
基本設定から必須項目を入力
リサーチ名とリサーチ期間の設定
リサーチ作成ページを上から見ていくと、基本設定という項目があります。そのすぐ下に「リサーチ名」がありますので、右側のボックスに設定したい名前を入力しましょう。なお、アンケート回答者にはこの「リサーチ名」は表示されません。自分にとってわかりやすい名前を付けてください。続いてリサーチ期間の設定です。リサーチ名と共にリサーチ期間の設定も必須項目なので、必ず設定するようにしましょう。
トーク画面背景の設定
次は画像の設定をします。トーク画面に表示される画面ですので、今回のウェビナーのテーマを想起させるような画像(自社ロゴやマーク、商品関連画像等)を選択するとわかりやすいです。
画像設定よりさらに下に進みますと、「リサーチの説明文」という項目がありますので、こちらにも入力しましょう。参加者によっては情報収集に対して抵抗感があるという方もいます。どのような意図でリサーチを行っているのか、明確かつ丁寧に説明するよう心がけると回答率も上がります。
アンケート所要時間とトータル設問数を明示する
アンケートに答えること自体が面倒、という方もいます。そのような方にはアンケートにかかる所要時間やトータルの設問数など、見通しをあらかじめ示す事によって、回答をして頂けるという事もありますので、それらも併せて入力しましょう。 またリサーチには公開範囲があります。さらに下に行くと「公開範囲」という項目がありますので、「友達のみ」なのか「すべてのLINEユーザー」なのかを選択しましょう。
アンケートのアイコン設定
アイコンの設定は6つ表示されますので、内容に合ったものを選んでください。アイコン設定が終わると、「トップページの画像」の設定です。こちらもリサーチ内容に合ったもの・イメージのしやすいものを選んでください。 さらにその下に下がった「お問い合わせ先」や「ユーザーの同意」などの項目は、必要な場合にはチェックを入れてください。(必須項目ではありません。)
クーポン配布をしたい場合には、「サンクスページ設定」の項目で設定をする必要があります。「回答者へのお礼」の項目で、右のプルダウンからクーポンを選択してください。 また、その下に「お礼のメッセージ」の入力項目がありますので、リサーチにご協力いただいたお礼の言葉を入力し設定しましょう。
最後に注意事項に同意
最後まで設定をすると「本機能の利用に関する注意事項 」という文言が現れます。内容をよく確認し、同意できる場合は「次へ」を押して進みましょう。
質問設定で質問と回答を設定
ここまではリサーチ自体の設定を行ってきましたが、次はリサーチの質問自体の設定です。質問設定のページが開きましたら、一番上に「ユーザー属性」の項目がありますので、選択肢の「テンプレートを使用する」を押下します。中から回答してほしいターゲット層を選んでください。下に続く「年齢」や「居住地」も同様です。
次に左上に黄緑色の字でQ1という項目が出てきたら質問の設定です。質問は「単一回答」のものと「複数回答」のものの二つから選ぶことができます。
例えば一番人気の人気の商品が知りたいといった場合には「単一回答」でのアンケートが適しているでしょう。データの総数を集めたい、という目的であれば「複数回答」を選んでください。
ここまで選択したら、最後に「保存」ボタンを押下してください。 これで質問と回答の選択肢の設定が完了します。
ウェビナーアンケート実施する際のポイント
それでは、ウェビナー開催終了後にアンケートを取る際には、どのような点に配慮して実施するとよいのでしょうか。
選択式と自由記述式を用意する
上記では「単一回答」「複数回答」の選択式のアンケートについて解説しましたが、公式アカウントが認証済みであれば、自由形式のアンケートを選ぶこともできます。
満足しているより不満な点を重視
「満足している」といったポジティブな回答はとても嬉しいものですが、実は次回のウェビナーに繋がるヒントが埋もれているのは「不満に思っている点」です。この点について上手に引き出すことができれば、ますますウェビナーを良いものにしていくことができます。積極的に集積し、分析するようにしましょう。
アンケートに答えるメリットを用意
上で設定の仕方を説明しましたが、LINE公式アカウントでのリサーチ機能では、クーポンを配布することができます。この機能を積極的に活用し、回答率を上げましょう!
ウェビナーアンケートを作るなら「かんたんラインステップ」がおすすめ!
今回はウェビナー開催後に、公式LINEアカウントでのリサーチ機能を使ってアンケートを取る方法について解説しました。 LINE official Account Managerでの設定項目が多く、少し難しく感じられた方もいらっしゃったかもしれません。
しかし、これらを入念に設定し、アンケートにお答えいただくことで、次回のウェビナー開催成功への強力な足掛かりとなります。
また公式LINEアカウントでアンケートを取ることによって、クーポン配布などの特典を付けることができ、データ収集率を上げる事ができます。そのような便利機能も積極的に取り入れていきたいですよね。かんたんラインステップを導入すれば、公式LINEのリサーチ機能もより使いやすく、効果を実感できます!ぜひともお試しください。