LINEのノート機能を使ったことはありますか?名前を聞いたことがあっても、実際に使っている人は多くない印象です。そもそも、「ノート機能の活用法を知らない」という人が、意外と多いのではないでしょうか?
この記事では、LINEのノート機能でできる基礎機能から、その活用法までを紹介しています。ノート機能の活用法を理解できれば、LINEをより便利に使うことができます。ノート利用時に意識すると良いポイントもまとめているので、ぜひ最後まで読んでみてください!
LINEのノート機能とは?
LINEのノート機能は、トークルーム内でメッセージや写真、動画、リンクなどをまとめて保存し、その後簡単に見返せる機能です。共有したい情報やメモを簡単に管理でき、予定や重要なタスクを、一箇所にまとめて保存する使い方が一般的でしょう。
特にグループチャットで活用するのが便利で、メンバー全員で共有する情報(スケジュール、資料、イベント詳細など)を保存するのに役立ちます。個人でもグループでも活用できる、LINEでの情報共有や整理がしやすくなる便利な機能です。
LINEノートでできること3つ
ノート機能でできることをより細かく解説します。
ノートを投稿・編集・削除
LINEのノート機能では、投稿で特定の情報やメモを共有し、必要に応じて内容を編集して更新したり、不要になった情報を削除したりできます。イベントのスケジュールや仕事のタスク、お祝いメッセージなど、一目で分かりやすくできるのがメリットです。
例えば、イベントに変更が生じた際、ノートを編集して最新の情報に更新すれば、参加者全員がすぐに確認できます。仕事のタスクであれば、各タスクの進捗や担当者の変更があれば、ノートを編集して更新します。
完了したタスクは削除し、新しいタスクが発生したら追加することで、常に最新の状況を認識することが可能です。このように、LINEのノート機能の投稿・編集・削除を活用することで、日常的な情報共有やグループでの情報整理が非常に簡単になります。
投稿に対していいねやコメント
「いいね」や「コメント」は、グループ内でのコミュニケーションを促進し、情報共有の際にとても便利です。例として、イベントの開催日や計画に対して「この日で問題ないですか?」と質問する際、「いいね」で参加者の意見を確認できます。
「いいね」をもらうだけで簡単に確認が取れるため、何らかの手続きを待つ必要はありません。また、参加者全員が承認していることが視覚的に分かり、決定までスムーズに進みます。「コメント」は、何らかの新しい企画やアイデアをグループに提案し、フィードバックを求める場合に役立ちます。
コメント欄を使うことで、フィードバックの取り組みがスムーズに進み、企画をさらに練り上げるのに貢献できるでしょう。このように、「いいね」や「コメント」は、短いリアクションで状況を共有し、気軽に交流できます。そのため、グループ内での結束力を高め、スムーズな情報伝達を支援してくれます。
ノート内の投稿を検索
LINEのノート内検索機能は、過去の情報をもう一度確認したいときにとても便利です。特に、情報量が多いグループやトークルームで役立ちます。例えば、数か月前に共有されたイベントの日時や場所などの情報を確認したい場合がわかりやすいでしょう。
ノート内でイベント名や日程を検索することで、過去に投稿された関連情報がすぐに見つかります。また、定期的に必要になる業務手順やルールの確認が必要な場合。「ルール」や「手順」といったキーワードで検索することで、グループ内で以前に共有されていたマニュアルやルールをすぐに見つけられます。
新しいメンバーが混在した際や、ルール変更時にも便利です。このように、ノートの検索機能は、日常的な情報の整理・確認を効率化し、必要な情報を素早く引き出すためにとても役立ちます。
LINEノート活用法3選
ここからは、LINEノートの活用法を具体的に紹介します。
メンバーに伝えたい情報や共有事項を記録
ノート機能の基礎機能として、投稿した内容はメンバー全員で確認できるだけでなく、その後必要な時に見返すこともできます。
・内容:イベント名、日時、場所、参加者、持ち物リスト
職場のミーティングについて
「名前:来週の会議スケジュール」 「日時:8月1日 14:00」「場所:会議室A」「持参物:資料一式、パソコン」
などと詳細を書き込み、当日必要なものが一目で分かります。
内容:禁止事項、連絡方法、利用時の注意
LINEグループでのチャットルームの利用ルールを記載します。「夜10時以降の通知は控える」「個人の情報は共有しない」などのルールやマナーを記載することで、グループに新しいメンバーが参加した際にも確認できます。
全員が守るべきルールを簡単に確認できるため、グループ内でのトラブルを減少させることが可能です。
また、詳細を忘れてしまった場合でも、検索機能で「ルール」や「イベント名」などと入力することで、内容をすぐに再確認できます。これらの具体例のように、ノート機能を使うことで情報の一元化ができ、重要な情報を漏れなく全員で共有し、必要なときにすぐに確認することができます。
コメント欄で出欠確認
LINEのノート機能を使ってコメント欄で出欠確認を行うと、不参加の意思表示が一目でわかり、イベントの出席者を効率的に管理できます。
『飲み会のお知らせと出欠確認』
日時:12月15日(金)19:00〜
場所:新宿◯◯居酒屋
費用:3000円(飲み放題込み)
主席確認のため、参加できる方は「参加」、難しい方は「不参加」とコメント欄に書いてください。また、参加予定でも、遅れてくる場合や途中退出の場合はその旨も教えてください!
締切:12月8日(金)まで
日時・場所・費用など必要な情報を明確に記載し、コメントで参加の有無を書いてもらいます。締切を明確にすることで、回答が集まりやすくなるのがポイントです。締め切り日が過ぎたら、ノートの投稿を編集し、参加予定者のリストをまとめて記載します。
『参加者一覧』
-Aさん
-Bさん(遅れて参加)
-Cさん(途中退出予定)
参加予定の方はリストを確認し、修正があればコメント欄で追記してください。
当日までの予定変更がある場合は、コメント欄で追加の確認をとり、ノートを編集して最終リストを更新していきます。このように、コメント欄で「参加」「不参加」のみで意思表示ができるため、管理者が別途リストを作成する手間が省け、出席管理が簡単になります。
また、ノートが共有されているため、全員が最新の欠席状況を把握することが可能です。ノート機能を活用することで、スムーズな出欠確認が可能になり、イベントの準備や当日の対応が効率的になります。
重要なお知らせはアナウンス機能と併用
重要なお知らせは、ノート機能とアナウンス機能を併用すると、情報が確実にメンバー全員に伝わり、内容の確認もスムーズになります。
1、ノートに詳細を記載する
重要なイベントの案内や会社の方針変更のお知らせなど、詳しい内容や確認が必要な場合にノートを活用します。
2、アナウンス機能で通知する
ノートを作成した後、トークルームのアナウンス機能でノートをピン留めし、メンバー全員に通知します。
3、ノートの確認を依頼する
トークで「ノートを確認したら「いいね」を押してください」や、「内容についての質問はコメントでお願いします」などと伝えます。
4、リマインドとして改めてアナウンスを利用する
重要なお知らせで期限がある場合やイベント直前になったら、改めてアナウンス機能でリマインドを行います。
アナウンスはトークルームの上部に固定表示されるため、トーク履歴に埋もれることがなく、重要な情報として目立ちます。全員が確認したか「いいね」やコメントの数で確認でき、反応がないメンバーへの再通知が可能です。
そして、リマインドでメンバーの見落としを防止、期限直前の確認も徹底的にできます。このように、ノート機能で情報を整理し、アナウンス機能で周知を徹底することで、グループ全体で重要な情報の共有が効率的かつ確実に進むでしょう。
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