「公式LINEのステップ配信を上手に使いこなしたい!」
公式LINEのステップ配信を活用するとき、業種やタイミングによって様々な使い方があり、その1つ1つを把握するのは難しいですよね。
この記事では、公式LINEのステップ配信を始めたての人や、これから始めようと思っている人向けに、使い方のコツや具体例、注意点を解説しています。
注意点やコツを意識しながら、有効な使い方をすることで、公式LINEのステップ配信を最大限活用することができます。ぜひ最後まで読んでみてください!
公式LINE【ステップ配信】使い方のコツ!
公式LINEのステップ配信を活用する際には、ユーザーに寄り添ったシナリオ作り、繰り返し伝えたいことの効果的な配信、開封されやすい時間帯の選定が重要です。それぞれを細かく解説します。
ユーザーに寄り添ったシナリオを作る
ユーザーごとのニーズに対応するため、年齢・性別・志向などを分析し適切な条件分岐を行い、それに基づいたシナリオを作成します。
例として、初回登録後にユーザーが知りたい情報(店舗の営業時間やアクセス情報など)を段階的に提供します。そのタイミングで特別なウェルカムクーポンを提供することで、初回利用を促すことが可能です。
もう1つの例として、フィットネスジムの場合が分かりやすいでしょう。ユーザーの登録情報に基づいて、目的別のトレーニングアドバイスを配信します。
筋力トレーニングを目標とするユーザーには『筋トレの基本』や『おすすめのエクササイズ』などを段階的に紹介する、という活用方法ができます。
・初回登録後のメッセージ
1 登録直後にウェルカムメッセージと店舗の基本情報を配信。
2 2日後に、利用方法やおすすめメニューの紹介。
3 4日後に、ウェルカムクーポンを配布。
・フィットネスジムの場合
1 登録直後に、ユーザーの目標に基づいたイントロメッセージを配信。
2 1週間後に、効果的なトレーニングルーチンを紹介。
3 さらに1週間後に、モチベーション維持のためのアドバイスを配信。
このように、ユーザーの情報を元に寄り添ったシナリオを作ることで、多くのメリットが生まれます。全てのユーザーに同じシナリオを配信すると、どこか淡白な印象になってしまい、ユーザー側としては魅力を感じません。
そして、ユーザーに寄り添ったシナリオを作るためには、適切な分析が必要になってくるでしょう。
伝えたいことは繰り返し配信
伝えたいことを繰り返し配信する際、同じ内容をそのまま繰り返してしまうと、ユーザー側はしつこく感じてしまいます。そのため、別の角度からの情報提供を心がけることが重要です。
例として、季節のキャンペーンやセールなど、重要なイベント情報を定期的に配信して、ユーザーに繰り返し伝えます。セールの開始1週間前、3日前、前日にリマインダーを送信する、などといった方法が有効です。
もう1つの例として、サービスの利用方法や機能などを繰り返し配信します。新しいシステムの導入に伴い、ユーザーに確実に理解してもらうためには、使い方を繰り返し案内するのが有効です。
・キャンペーンのリマインダー
1 キャンペーンの1週間前に第一報を配信。
2 3日前に、さらに詳細な情報を配信。
3 前日に、最後のリマインダーを配信。
・システム利用方法の案内
1 サービス開始日に利用方法を案内。
2 1週間後に再度利用方法をリマインド。
3 1ヶ月後に、利用者のフィードバックを基にしたQ&Aを配信。
繰り返し配信する場合に、ユーザー側にしつこく感じさせないためには、適切な配信頻度や内容の調整を行い、ユーザーにとって価値のあるメッセージを提供することがコツになってきます。
開封されやすい時間を狙って配信
配信時間がユーザーのライフスタイルに適しているかどうかを分析し、最適なタイミングで配信します。
ユーザーのライフスタイルを分析せず配信してしまうと、ユーザーがメッセージを無視する可能性が高くなり、ブロックされる原因にもなるため、開封されやすい時間を狙って配信します。
例として、通勤中にLINEをチェックする人が多い時間帯を狙います。通勤時間に合わせて、朝8時頃に健康アドバイスやモチベーションメッセージを配信するのが有効です。
夜の場合だと、20時~22時頃、多くのユーザーが一日の終わりにリラックスしながらLINEを確認する時間帯を狙います。
・朝の時間帯を狙った場合
1 毎週月曜日の朝8時に、健康に関するヒントを配信。
2 毎週水曜日に、週半ばのモチベーションアップメッセージを配信。
・夜の時間帯を狙った場合
1 毎週金曜日の夜20時に、週末のリラクゼーション方法を提案。
2 毎週日曜日の夜21時に、翌週に向けた準備やセルフケアのアドバイスを配信。
送信するメッセージ内容が、その時間帯に合ったものであるかを確認(朝のメッセージは軽めの内容、夜はリラックスできる内容にするなど)時間帯に応じた内容を意識するのが重要です。
公式LINE【ステップ配信】の注意点
公式LINEのステップ配信は様々なメリットのある優秀なツールですが、注意するべきポイント知らないまま運用してしまうと、後々後悔してしまいます。内容自体は複雑ではないので目を通すことをおすすめします。
配信頻度に注意する
公式LINEをブロックする理由として、『配信頻度』や『サービスを利用しなくなった』などが挙げられますが、頻繁にくるセールスなどで「しつこい」と感じブロックされるのが大半です。
ユーザーに寄り添わず頻繁に配信すると、多くのユーザーにブロックされ顧客リストを失う可能性が高くなってしまいます。そのため、公式LINEのステップ配信を活用する上で、配信頻度に気を配ることは、最も重要ではないでしょうか。
特に伝えたいことを繰り返し配信する場合、あまりに頻繁に配信すると、ユーザーがメッセージを無視したり、ブロックする原因になるため、適切な間隔を設ける必要があります。
一度「しつこい」と感じさせてしまうとユーザーの満足度は大きく低下してしまうため、過剰な情報でユーザーが負担を感じてしまうことだけは避けましょう。
ブロックされたら配信は停止される
公式LINEのステップ配信において、一度ブロックされてしまうと配信は停止されます。ブロックが解除されるとまた再開されますが、ユーザーが一度ブロックした公式LINEを解除することはほぼありません。
LINEを活用しているほとんどの人は、以前ブロックした公式LINEを、思い出せないのではないでしょうか。
「とてもいいサービスでもう一度利用したくなった」などの理由であれば解除されるかもしれませんが、可能性の薄い解除を待つより、ブロックされないための運用を意識した方が手っ取り早いです。
ステップ配信のメッセージは課金対象
公式LINEのステップ配信を利用する際には、各プランの配信通数と追加料金の仕組みを理解し、適切に管理することが重要です。無料プランと有料プランがあり、ステップ配信を利用するためには、通常有料プランに加入する必要があります。
各プランには、月間のメッセージ配信上限が設定されていて、これを超過した場合、追加でメッセージを送信するごとに料金が発生します。
そのため、公式LINEのステップ配信を頻繁に利用する場合、配信通数の上限を超えないよう、プランの見直しや配信数の調整をするのがおすすめです。
料金は、配信するメッセージ数に応じて段階的に追加されるため、事前に計画を立て、無駄なコストが発生しないように注意する必要があるでしょう。
「かんたんラインステップ」を導入して賢くステップ配信を使おう!
公式LINEのステップ配信の使い方のコツと注意点を紹介しました。注意点を意識しながら、紹介した使い方のコツを合わせることで、より効果的に活用することができます。
公式LINEのステップ配信を活用するとき、シナリオ作成や条件分岐が最も労力の必要な作業です。公式LINEには他にも様々な機能があるので、始めたばかりの頃が一番大変になってきます。
しかし、『かんたんラインステップ』を利用することで、それらの労力を大きく軽減できます。かんたんラインステップは感覚的に操作できるよう設計されているため、初心者に特におすすめできるツールです。