最近、よく名前を聞くようになった「LINEミニアプリ」。インストール不要でLINE上から直接利用できるため、利用率の向上が期待されています。しかし、LINEミニアプリを導入するには開発する必要があるので「どうやって開発するの?」「費用はどのくらい?」など、多くの疑問が出てくるのではないでしょうか?
今回の記事では、初めてLINEミニアプリの開発方法、および、開発にかかる費用の目安や重要ポイントをあわせて解説します!ぜひ最後までじっくりとお読みくださいね。
LINEミニアプリの開発方法

まずはLINEミニアプリの開発について説明しましょう。開発には大きく分けて「LINEミニアプリパッケージを利用する方法」と「個別開発を行う方法」の2種類があります。それぞれについて解説しますね。
LINEミニアプリパッケージを利用する
最も確実な方法は、既存の「ミニアプリパッケージ」を利用する方法で、LINE公式サイトのLINEヤフー for Buisiness内に掲載されています。ここには数多くのパッケージがあり、例えば予約システム、会員証、スタンプカードなどの機能があらかじめ組み込まれているので大変便利です。また、ここに掲載されているものは、すべて公式サイトから認定されたパッケージなので安心して利用することができます。
この公式サイト上には、機能別のほか、業種別でも検索できるようになっています。さらに、詳細情報としてメインの機能以外に組み込まれている機能や、かかる費用も明記されているので、予算や準備期間にあわせて決定することが可能です。カスタマイズは限定的ですが、比較的費用が少なく短期間で開発できるので、スピード重視での導入に適しています。
個別開発を行う
自社の業務フローやブランドに合わせてゼロから開発する方法です。機能やデザインの自由度が高く、独自性のあるミニアプリを構築できます。ユーザーが新しい体験を得ることができる、という大きなメリットもありますが、開発期間や費用がパッケージ型より高くなる傾向があることを理解しておきましょう。
LINEミニアプリにはさまざまな機能があります。開発にあたって、どんな機能があるのか知りたい!という方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね!

LINEミニアプリの開発費用

LINEミニアプリには開発費用が必ず発生します。その価格は機能の数や内容によって大きく変動しますので、予算・開発スケジュール・必要な機能について、事前にしっかりと整理しておくことが重要です。
パッケージは初期費用と月額費用が発生
パッケージ型の場合、導入時に数万円〜数十万円の初期費用がかかり、その後は月額数千円〜数万円の利用料が発生するのが一般的です。なかには、初期費用が0円という場合もありますが、月額費用が高めであったり、年単位での契約が必要といった条件が設定されていることがあります。
パッケージに標準で付いている機能以外に、オプション機能やデザイン変更などが別料金で用意されていていることもあります。ブランドイメージなどデザインにもこだわりたい場合には、余裕をもって予算を組むようにしましょう。
個別開発は内容によって様々
個別開発では、開発規模によって50万円〜300万円以上かかるケースも珍しくありません。予約管理や決済機能、顧客データ連携など高度な機能を実装する場合は、さらに費用が増えます。
また個別開発ではテスト運用期間なども含めると、実際に開発完了して利用を開始するまで、長い時間がかかってしまう場合があります。費用面、時間面とも十分な余裕がある場合には個別開発がベストですが、そうでない場合は、まずはパッケージ利用が良いでしょう。
LINEミニアプリの開発において重要なポイント

LINEミニアプリの開発にとりかかかる際には、あらかじめ決定しておかなければならない重要なポイントがあります。費用や時間を無駄にせず開発するために、3つのポイントを前準備も兼ねて押さえておきましょう。
目的や欲しい機能を明確にする
予約機能を使って業務を効率化したい、テーブルでの注文をアプリで完結させて人員削減したい、など、まずは目的を明確にしましょう。目的が決まれば、おのずと必要な機能が整理しやすくなります。オリジナルな機能を追加したい、標準パッケージよりも少ない機能でよい、などといった案も事前に決定しておけば、開発範囲が明確になり、費用や時間を無駄にすることもありません。
ユーザー体験を意識したUI/UX設計
UIとは画面のデザインや操作性、UXはユーザーが製品やサービスを通して得られる体験のことを言います。画面操作が複雑だとユーザーは離脱してしまうので、直感的に操作でき、情報が見やすい画面設計が必要です。また、ユーザーが利用したときに、便利である、他のアプリよりも使いやすい、と感じてもらえるように設計すると、満足度もアップし、リピート利用にも繋がります。
開発方法に合わせて最適な開発会社を選ぶ
パッケージ型に強い会社、個別開発に強い会社など、得意分野は企業ごとに異なります。実績やサポート体制を必ず事前に比較検討しておきましょう。同じ機能を使う場合でも、会社によっては初期費用・月額が異なる場合があるので、細かな仕様にも気を配って開発会社を選ぶことが大切です。
実際に開発されたLINEミニアプリは、どんな風に活用されているの?と思われた方は、活用事例やメリットをまとめたこちらの記事をぜひご覧ください。

かんたんラインステップと連携してミニアプリの効果を最大化しよう!

いかがでしたか?LINEミニアプリは、費用をかけずに素早く導入できるパッケージ型から、自由度の高い個別開発まで、目的や予算に応じて選択できます。今回ご紹介した重要ポイントをしっかりと押さえて開発するようにしましょう。
またLINEミニアプリはLINE公式アカウントと連携させるのが一般的です。両者を活用して成果を出すには、LINE公式アカウントのステップ配信機能が非常に重要になります。そこで活躍するのがLINE公式アカウント自動化ツールの「かんたんラインステップ」です。
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