「LINEミニアプリ」をご存じですか?知らない間に利用したことがある方もいるかもしれません。LINEミニアプリはLINEアプリ内で動くアプリで、すでにたくさんの企業が活用しています。けれど、まだ少しピンと来ない、と感じる方が多いのではないでしょうか。
今回の記事では、LINEミニアプリで何ができるの?どんな機能があるの?といった疑問にしっかりとお答えします。加えて、導入方法も詳しく解説していきますので、ぜひ最後までじっくりお読みくださいね。
そして今回は公式LINEとの連携についても紹介しています。公式LINEをすでに運用しているけれど、次の一手が欲しいという方は、特に必読です!
LINEミニアプリの機能/できること

LINEミニアプリは、通常のスマートフォンアプリとは異なり、ダウンロード不要で使えるのが大きな特徴です。LINEアプリを使っていれば、だれでもミニアプリを利用できるので、ユーザーにとって利用するハードルが下がります。
LINEミニアプリには、特に店舗運営にかかわる3つの機能が充実しています。詳しく解説していきますね。
デジタル会員証の発行やポイントシステム
LINEミニアプリでは、紙の会員証やスタンプカードの代わりに、LINE上でデジタル会員証を発行することができます。新しくアプリをダウンロードすることなく、ごく簡単に、しかも短時間で会員証を作れるので、ユーザーは手続きにストレスを感じることがありません。
また、店舗側にとっても、ユーザー情報の管理や分析がしやすくなり、マーケティング施策の精度が向上します。
テーブルオーダー・モバイルオーダー
飲食店などでは、LINEミニアプリを使って注文するテーブルオーダーや、事前に商品を注文して店舗で受け取るモバイルオーダーの機能が利用できます。すでに利用したことがある方は、その便利さを実感しているでしょう。これにより、店舗側には業務の効率化、ユーザー側には、待ち時間の短縮や非接触で、しかもスムーズな注文ができるというメリットが得られます。
入店の順番管理ができる順番待ち機能
混雑時の待ち時間管理にも、LINEミニアプリは大変便利です。待ち時間が発生する店舗では、ユーザーがスマートフォンから受付を済ませておけば、順番が近づくと通知が届くので店舗前で待たずにすみます。
この機能を利用すれば、ユーザーは店舗内での混雑を避けられ、しかも待ち時間を有意義に使うことができます。そして店舗側も混雑への対応をしなくてよいため、店舗内の業務に集中することができるので、双方にメリットのある機能と言えるでしょう。
LINEミニアプリの導入方法

さて、ここからはLINEミニアプリを導入する方法について解説します。LINEミニアプリの導入には、いくつかの方法がありますので、ビジネスの業態や目的に応じて最適な選択肢を検討してみてくださいね。
開発会社が提供するパッケージを利用する
多くの企業が、LINEミニアプリの基本機能をパッケージ化したサービスを提供しています。テンプレートを利用することで、比較的安価かつ短期間で導入が可能です。開発を初めから行う必要がないため導入ハードルが低く、初めてLINEミニアプリの導入を検討している方には、こちらの方法をおすすめします。
委託開発でオリジナルのLINEミニアプリ作成
ビジネス業態に、より最適化された機能やデザインを求める場合は、開発会社にオリジナルのLINEミニアプリを依頼する方法があります。要望に応じて様々なカスタマイズが可能ですが、費用や開発期間はある程度かかることを覚えておきましょう。
自社開発を行う
LINEミニアプリを1から開発したい、という場合は自社開発を行うことも可能です。その際にはLINE Developersサイト(※1)を参照してください。LINE Developersサイトでは、様々なAPI(※2)や開発手順について解説したものを提供しているので、それらを用いて自由度も独自性も高いアプリを構築することができます。
※1 LINE Developersサイトとは・・・LINEヤフー株式会社のサービスとの連携が可能になるAPIなどを掲載している開発者向けLINE公式サイト
※2 APIとは・・・Application Programing Interfaceの略。異なるソフトウエアやプログラムを連携させて情報をやりとりする窓口のこと。
公式LINEと連携すればサービスへの誘導やメッセージ配信が可能!

LINEミニアプリは単体でも便利な機能がありますが、LINE公式アカウントと連携させると、さらに活用の幅が広がります。すでに公式LINEを運用されている方で、LINEミニアプリの導入を検討している場合は、ぜひ連携してみてください。
公式LINEとLINEミニアプリは、使える機能や分析データの内容が異なります。この2つを連携させれば、来店を促したり、クーポンの配布や新製品情報のメッセージ配信といった公式LINEの機能も使うことができるので、マーケティングの幅がさらに広がること、間違いなしです!
かんたんラインステップを使ってビジネスを自動化しよう!

LINEミニアプリの機能は、デジタル会員証やモバイルオーダー、順番待ち管理など多岐にわたり、幅広い業種での活用が進んでいます。導入方法も柔軟に選べる点が魅力です。また、公式LINEと連携させることで、ビジネスチャンスの幅も広がりますので、LINEミニアプリの導入の際には、ぜひ連携にもチャレンジしてみてくださいね。
さて、公式LINEと連携して利用できるツールには他にもあります。なかでも公式LINEを自動化できるツールである「かんたんラインステップ」をご存知でしょうか?
「かんたんラインステップ」は、さまざまなマーケティング施策をあなたにかわって自動ですすめてくれるツールです。公式LINEの機能に加えて、便利かつ魅力的な機能が数多く揃っていますよ!
「かんたんラインステップ」は導入方法も使い方もとっても簡単です。公式LINEだけでマーケティングを頑張っているけれど、なかなか効果が得られないといった課題を持っている方に、特におすすめします。ぜひ公式LINE+「かんたんラインステップ」で、大きな手ごたえを実感してみてくださいね!