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LINE公式アカウントと個人アカウントを連携するデメリット!解除する方法も解説

LINE公式アカウントと個人アカウントを連携する際のメリット・デメリットと解除方法

LINE公式アカウントを開設する際、手軽さから個人アカウントと連携してスタートしている方が多いかもしれません。しかし、実はこの「LINE公式アカウント」と「個人アカウント」の連携には、運営面やプライバシー面でいくつかのデメリットがあることをご存知ですか?

これからLINE公式アカウントを開設する方や、すでに個人アカウントと連携してしまった方にとって、このデメリットを理解しておくことは非常に大切です。そこで本記事では、LINE公式アカウントと個人アカウントの連携によるデメリットと、その解除方法まで詳しく解説します!

目次

LINE公式アカウントと個人アカウントの連携とは?

「LINE公式アカウン」トとは、企業や店舗、個人事業主が顧客に情報を届けるためのLINE上のビジネス用アカウントです。この、「LINE公式アカウント」を開設する際に、普段使っている個人アカウントと紐付け(連携)する方法があります。この連携は、ログインや情報設定をスムーズにする利点がありますが、後で触れるデメリットも存在します。

まずここでは、

  • 個人アカウントからビジネスID(LINEが提供するビジネス用管理アカウント)を作る方法
  • 連携によって開設・運用が効率化できる側面

について詳しく解説していきます。

個人アカウントからビジネスIDを作成する

手軽に素早くLINE公式アカウントを開設し、効率的な運用をしたいなら、個人アカウントからビジネスIDを作成する方法があります。ビジネスIDとは、LINE公式アカウントやLINE広告などビジネスサービスを管理するための専用IDです。個人がすでに持っているLINEログイン情報を使い、簡単にビジネスIDを生成できます。

個人アカウントからビジネスIDを作成する手順は次の通りです。

STEP
LINE for Businessページにアクセス

LINE for Businessの公式サイトやLINE公式アカウント管理画面にアクセスします。

STEP
「新規登録」を選択

トップ画面の「新規登録」や「アカウントを作成」ボタンをクリックします。

STEP
個人アカウントでログイン

案内に従い、通常使っている個人アカウントでLINEにログインします。

STEP
ビジネスID情報を入力

必要事項(運営名やメールアドレスなど)を入力し、確認後「作成」を押します。

STEP
ビジネスIDが発行される

すぐにビジネスIDが生成され、LINE公式アカウントやその他サービスの管理が可能になります。

たとえば、カフェオーナーが自分のLINEアカウントでログインし、そのままビジネスIDを作ることで、公式アカウント開設まで数分で完了します。

この方法はすばやく個人アカウントと公式アカウントを紐づけてスタートできるので、特に個人事業主や小規模店舗オーナーにおすすめです。ただし、後々の「連携解除」や複数人での「併用」運営を考えれば、最初から管理方法をしっかり検討しておくことが大切です。

開設と運用を効率化できる

個人アカウントとLINE公式アカウントの連携を行えば、アカウントの切り替え作業が不要で、すぐに顧客への情報発信が可能です。また、友だち数や配信履歴の確認も同じ管理画面から行えるため、初心者にも扱いやすいです。

効率化のポイント》

  • 個人と公式を併用できるため、一つの画面で全て編集可能
  • ログイン回数が減るため、運営コスト(時間)削減につながる

個人アカウントからビジネスIDを作成すれば、すぐにLINE公式アカウントが開設できる。アカウントの切り替えが不要なので、効率化ができる。

LINE公式アカウントと個人アカウントを連携するデメリット

個人アカウントとの連携は便利ですが、注意すべき制約やリスクやデメリットがあります。ここでは、

  • 1つのIDに紐付けられるビジネスIDの数について
  • 複数人で管理する際の不便さについて
  • 管理者権限にまつわるプライバシーリスクについて

の3つについて詳しく解説します。

1つのIDに1つのビジネスIDしか連携できない

「普段使っているLINEの個人アカウント」に紐付けられるビジネスIDは、1つだけという制約があります。複数の店舗やブランドを運営したい場合、それぞれ別のLINEログイン情報が必要になります。

例えば美容室のオーナーが「店舗A」と「店舗B」をそれぞれLINE公式アカウントで運営したい場合、オーナー自身のLINE個人アカウントに紐づけられるビジネスIDは1つしか設定できません。そのため、1つのLINE個人アカウントを使って「店舗A」と「店舗B」両方の公式アカウントを同じ管理画面で行うことはできない仕組みです。

つまり、「店舗A」と「店舗B」で別々にLINE公式アカウント運営したい場合は、
・店舗A用に個人アカウントA(ビジネスID)+公式アカウントA
・店舗B用に個人アカウントB(別のビジネスID)+公式アカウントB
のように、それぞれ別のLINEアカウントで開設・運用する必要があるのです。

複数店舗やブランドの公式アカウントをひとつのLINE個人アカウントで一括管理することはできないため、それぞれの店舗・ブランドごとに、違うLINEアカウントやビジネスIDを用意しなければならない、というデメリットがあります。

個人アカウントと連携しない、もう一つの方法として、メースアドレスでアカウントを新規作成する方法があります。オーナーがメールアドレスでビジネスIDを作成した場合、1つのビジネスIDから複数のLINE公式アカウント(例:店舗A用、店舗B用など)を作成・管理することが可能です。

複数人で管理するのには向いていない

LINE公式アカウントを複数人で運営したい場合は、ビジネスIDごとに「管理者追加」や「メンバー招待」を行う必要があります。

しかし、個人アカウントと連携したまま運用している場合は、その個人アカウントにしかアクセス権がないため、オーナー本人だけが管理画面を利用できます。他のスタッフや外部担当者を管理者に追加できず、共同編集や分担管理ができなくなってしまいます。

より多くのスタッフで運営したい場合は、ビジネスIDを使って必要なメンバーひとりひとりを管理者として追加し、それぞれのIDで管理画面にアクセスできるようにすることで、みんなで効率よく運用ができます。

管理者権限を持つ人に個人アカウントが見える

LINE公式アカウントの管理を「個人アカウントと連携」している場合、管理画面にはその個人アカウントの名前やアイコンなどが表示されます。そのため、管理者権限を持つスタッフや外部の運営代行会社・アルバイトの運用担当者を追加した場合、追加された人が他の管理者のプロフィール情報(個人名・アイコン)を確認できる仕組みになっています。

たとえば、事業主が自分のLINE個人アカウントで公式アカウント管理者になっているケースで、外部のスタッフを追加管理者として招待した場合、スタッフ側の画面にもオーナー個人のLINE名前やアイコンが見えてしまうことがあり、思わぬプライバシー流出のリスクにつながります。

こうした経緯から、外部スタッフや代理店と「併用」して管理運用する際は、プライバシー情報がバレたり誤って流出する懸念があるため、連携解除したうえで個人情報表示がないビジネスIDによる運用に切り替えるのがおすすめです。

個人アカウントと連携しない、もう一つの方法は、メースアドレスでアカウントを新規作成する方法です。それぞれにメリットがありますので、個人アカウントでLINE公式アカウントを作成する場合と、メールアドレスでビジネスIDを作成する場合の違い(メリットとデメリット)を表にしてみました。

スクロールできます
項目個人アカウントで作成メールアドレスでビジネスID作成
登録の手軽さLINE個人アカウントですぐ連携できる新規でID・パスワード登録が必要
開設までのスピードすぐに開始可能メール認証や必要項目入力でやや手間
個人情報の露出他の管理者にLINE名・アイコンが見えるリスクメールアドレスのみで個人LINE情報は非公開
管理者追加・権限移譲のしやすさ設定によっては制限が出る場合あり権限ごとに管理者・担当者を柔軟に追加可能
複数人での併用管理プライバシー面で注意が必要役割・権限ごとに分離しやすい
運用切替・アカウント引継連携解除・権限譲渡が必要管理者の追加・譲渡のみで運営体制の切替が容易
プライバシーリスク個人情報が「バレる」可能性ありプライバシーを確保しやすい
管理体制変更の柔軟性制約が残ることがある企業・組織運用でも安心して利用可。スタッフ交代も容易

LINE公式アカウントと個人アカウントを連携するデメリットを把握して、自社に合ったLINE公式アカウントの運用をしていこう!

LINE公式アカウントの運用において、もっともビジネスに大きな影響を与えるのがステップ配信です。効率的に顧客とのつながりを継続し、購買行動を喚起させるツールとして、大手企業から個人事業主まで多くの方が利用しています。

LINE公式アカウントのステップ配信とLINEの自動化で注目されるツールについて、こちらの記事で詳しくまとめていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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LINE公式アカウントと個人アカウントの連携を解除する方法

ここでは、すでに個人アカウントと連携してしまった場合の連携解除方法を解説します。解除後は個人アカウントと公式アカウントが切り離された状態となり、今後はビジネスIDを使ってのみ管理画面にログインできます。

そして解除作業に進む前に、「これから使うメールアドレスでビジネスIDを事前に登録」しておく必要があるので注意しましょう。​

流れとしては

  1. まず新しいメールアドレスでビジネスIDを用意(登録)しておく。
  2. そのビジネスIDをLINE公式アカウントの管理者として追加する。
  3. 個人アカウントとの連携を解除する。

ということが必要です。この後、実際の解除手順を解説します。

まずは、新しいメールアドレスでビジネスIDを用意(登録)し、そのビジネスIDをLINE公式アカウントの管理者として追加しておきましょう。そのうえで次の手順で連携を解除してください。

STEP
ログインする

LINE公式アカウントの管理画面にアクセスし、現在の連携中アカウント情報を確認します。

STEP
設定(歯車マーク)を選択 

管理画面右上の歯車アイコンから「アカウント設定」へ移動します。

STEP
連携解除を選択 

「連携解除」または「アカウントの分離」メニューを選択します。

STEP
確認と保存 

解除確認を行い、「保存」や「確定」ボタンを押して完了します。

新たにメールアドレスから作成したビジネスIDでLINE公式アカウントを「引継ぎ」できる?

LINE公式アカウントと個人アカウントの連携を解除したあと、新たにメールアドレスから作成したビジネスIDでLINE公式アカウントを「引継ぎ」することは可能です。

LINE公式アカウントの運用データ(友だち・配信履歴・設定内容など)はLINEのクラウドで管理されているため、個人アカウントとの連携を解除し、新しいビジネスID(メールアドレス登録)を管理者に設定すれば、同じ公式アカウントのデータや管理画面をそのまま引き継いで利用できます。

注意点としては、LINE公式アカウントの引き継ぎは単にアカウントを新規作成して移すだけではなく、「管理権限の譲渡」や「新規管理者の追加」という手続きを経る必要があります。

そのため、先に新しいメールアドレスでビジネスIDを作成しておき、そのビジネスIDをLINE公式アカウントの管理者として追加・設定する流れになります。操作の前には、必ず事前に管理画面から対象アカウントやメールアドレスを確認・登録しておきましょう。

かんたんラインステップを使ってビジネスを自動化しよう!

今回は、「LINE公式アカウント」と「個人アカウント」の連携に関する仕組みや、運用時に注意すべきデメリット、そして必要に応じた連携解除の方法について解説してきました。
効率的な運用を行うには、LINEの仕組みを正しく理解し、自分のビジネスに合った使い方を選ぶことが大切だという事がおわかりいただけたのではないでしょうか。

そして、もし「日々の配信や顧客対応をもっと自動化したい」「LINEで売上につながる仕組みを作りたい」と感じているなら、かんたんラインステップの導入を検討してみてください。

今なら30日間の無料お試し期間もあるので、まずは実際に自分のLINE公式アカウントと連携させ、自動化の効果を体感してみましょう。時間をかけずにビジネスを成長させる第一歩として、「かんたんラインステップ」を活用してみてください。

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