公式LINEの管理者追加でエラーになって困った…なんて経験ありませんか?公式LINEの運用においては、複数の管理者で対応することでビジネスの効率化が図れます。しかし、新しく管理者を追加しようとした際に、様々な理由でエラーが発生することがあるのです。
今回は、公式LINE管理者追加時によく起こるエラーの原因と対処法を詳しく解説します!また、公式LINEの権限の種類や正しい管理者追加の手順についても紹介しますよ。この記事を参考にすることで、公式LINEの複数人運用がスムーズになり、より効果的なビジネス活用ができるようになります。公式LINEのエラートラブル解決に役立ててください。
公式LINEにおける管理者権限の種類

公式LINEを効率的に運用するためには、適切な権限管理が重要です。複数人でアカウントを管理する場合、それぞれの役割に応じた権限を設定することで、セキュリティを保ちながらスムーズな運用ができるようになります。
公式LINEの管理者権限は主に4種類あり、それぞれの特徴を理解して、メンバーに最適な権限を付与しましょう。
「管理者」は、権限管理を含むすべての機能を使用できる最上位の権限です。アカウントの設定変更やメンバーの追加・削除なども行えます。権限管理ができるのは管理者のみなので、最低でも1人は管理者を設定しておく必要があります。
「運用担当者」は、配信や分析などの機能を使用できますが、権限管理などの一部機能には制限があります。日常的な運用を担当するスタッフに適しています。
さらに細かく権限を制限したい場合は、「配信権限なし」や「分析の閲覧権限なし」の運用担当者を設定できます。例えば、アルバイトスタッフには必要最低限の権限のみを付与するなど、セキュリティ面を考慮した運用が可能です。
このように権限を適切に設定することで、誤操作によるトラブルを防ぎ、効率的なアカウント運用ができるようになります。メンバーの役割や責任に合わせて、最適な権限を付与しましょう。
公式LINEで管理者追加をする方法

公式LINEで複数人による運用を始めるためには、まず管理者やメンバーを追加する必要があります。ここでは、その具体的な方法について解説します。正しい手順で追加し、スムーズに共同運用を開始してください!
管理者(メンバー)追加する方法
公式LINEに新しいメンバーを追加するのは、難しくありません。以下の手順に従って進めてみてください。
まず、管理者権限を持つアカウントで公式LINEのアカウントマネージャーにログインします。このステップが最初の重要なポイントで、管理者権限を持っている人だけがメンバーを追加できることを覚えておきましょう。
- 管理者権限を持つアカウントで公式LINEのアカウントマネージャーにログイン
- 歯車マークの「設定」を選択
- 画面左側のメニューから「権限管理」を選択
- 「メンバーを追加」ボタンをクリック
- 追加するメンバーの「権限の種類」を選択
- 「URLを発行」ボタンをクリック
- 発行されたURLをメンバーに送信
「URLを発行」ボタンをクリックすると、認証用URLが生成されます。このURLをメールやLINEなどで追加したいメンバーに送信します。
追加されるメンバー側では、受け取ったURLをクリックした後、公式LINEのログイン情報(LINEビジネスIDとパスワード)を入力します。すでにLINEビジネスIDを持っている場合はそれを使用し、持っていない場合は新規作成する必要があります。
これで管理者(メンバー)の追加手続きは完了です。追加されたメンバーは、付与された権限に応じて公式LINEの管理・運用が可能になります。
権限の変更/削除方法
一度設定した権限も、必要に応じて変更や削除ができます。組織の変更や役割の見直しがあった場合に活用しましょう。
- 管理者権限を持つアカウントで公式LINEのアカウントマネージャーにログイン
- 歯車マークの「設定」を選択
- 画面左側のメニューから「権限管理」を選択
- 表示されているメンバーリストから、権限を変更/削除したいメンバーの「変更」ボタンをクリック
変更画面では、権限の種類を別のものに変更することができます。例えば、「運用担当者」から「管理者」へのアップグレードや、「管理者」から「運用担当者(配信権限なし)」へのダウングレードなどが可能です。
メンバーを完全に削除したい場合は、同じ画面内にある「このメンバーをアカウントから削除」をクリックします。削除すると、そのメンバーはアカウントにアクセスできなくなります。
なお、自分自身の権限を自分で削除することはできない点に注意が必要です。これはセキュリティ上の理由からで、管理者が誤って自分の権限を削除し、アカウントにアクセスできなくなることを防いでいます。自分の権限を削除したい場合は、他の管理者に依頼する必要があります。
また、アカウントには最低1人の管理者が必要です。そのため、唯一の管理者の権限を下げたり削除したりすることはできません。まず他のメンバーを管理者に設定してから、既存の管理者の権限変更を行う必要があります。
このように、権限の変更や削除も比較的簡単に行えますが、アカウント管理の継続性を確保するためのいくつかの制限があります。これらを理解した上で、適切な権限管理を行いましょう。
管理者追加時にエラーになる原因3つ

公式LINEで管理者を追加しようとした際、エラーが発生することがあります。そのトラブルを解決するためには、まずエラーの原因を理解する必要があります。ここでは、よくある3つのエラー原因と、その対処法について解説します。
メンバー登録数が上限に達している
公式LINEでは、1つのアカウントに追加できるメンバー数に上限があります。この上限を超えると、新しいメンバーを追加しようとしてもエラーが発生します。
公式LINEは、1アカウントにつき最大100人までのメンバーを登録できるというルールがあります。この100人という上限は、管理者と運用担当者を合わせた総数です。そのため、すでに100人のメンバーがいる状態で新たなメンバーを追加しようとすると、エラーになってしまいます。
また、1人のユーザーが管理できる公式LINEのアカウントの数も100個までという制限があります。つまり、1人が最大100個までのアカウントに管理者や運用担当者として登録できるということです。
このエラーが発生した場合の対処法は、既存のメンバーの見直しです。既に退職したスタッフや、現在は運用に関わっていないメンバーがいないか確認し、不要なメンバーを削除することで、新しいメンバーのための枠を確保できます。
定期的にメンバーリストを整理して、実際に運用に関わっている人だけを残すようにすると、このようなエラーを予防できます。特に大規模な組織や、頻繁に人員の入れ替わりがある場合は、定期的なメンバー整理が重要です。
権限付与URLの有効期限(24時間)を過ぎている
メンバーを追加する際に発行される認証用URLには、厳しい有効期限が設定されています。公式LINEの仕様として、管理者追加時の認証用URLは発行からわずか24時間しか有効ではありません。この短い期間内に相手がURLを開いて手続きを完了しなければ、自動的に失効してしまうのです。
期限切れのURLでメンバー追加を試みると、「このURLは有効期限が切れています」といったエラーメッセージが表示されます。このようなエラーに遭遇した場合、対処法は簡単です。管理者権限を持つアカウントで再度ログインし、新しい認証用URLを発行して相手に送信するだけで解決します。
ただし、再発行したURLにも同じく24時間の制限がかかることを忘れないでください。URLを送る際は「24時間以内に手続きを完了してください」と一言添えると親切です。また、相手の都合に合わせて、実際にURLをクリックできそうなタイミングの少し前に発行するという工夫も有効でしょう。これで期限切れによるエラーを防ぐことができます。
同じURLで複数人登録しようとしている
公式LINEの仕様として、1つの認証用URLは1人のメンバー追加にしか使えません。最初の1人が認証用URLを使用して登録すると、そのURLは無効になります。その後、同じURLを使って別の人が登録しようとすると、「このURLは既に使用されています」といったエラーメッセージが表示されます。
このエラーが発生した場合の対処法は、追加したい各メンバーごとに個別の認証用URLを発行することです。手間は増えますが、それぞれのメンバーに専用のURLを送信する必要があります。
複数のメンバーを一度に追加する場合は、一人ずつ順番に「メンバーを追加」→「URLを発行」→「URLを送信」という手順を繰り返す必要があります。URLをコピーして使い回すことはできないので注意しましょう。
また、どのメンバーにどのURLを送ったのかを記録しておくと、登録状況の確認がしやすくなります。期限内に登録を完了していないメンバーがいれば、再度URLを発行して送信するといった対応がスムーズに行えます。
かんたんラインステップを使って業務を効率化しよう!

公式LINEの管理者追加や権限設定の問題を解決したら、次はさらに業務を効率化するステップに進みましょう。専用ツール「かんたんラインステップ」を活用することで、LINE運用が格段に楽になります。
かんたんラインステップは、公式LINEの機能を拡張したツールです。公式LINEだけでは実現しきれない自動化機能を提供し、ビジネスの効率化を強力に支援します。その最大の特徴は、直感的な操作性にあります。スマホを操作するような感覚で、複雑な設定なしにLINEマーケティングが実施できるのです。
- 複雑な設定なしで直感的に操作できる
- 顧客ひとりひとりに合わせた最適なメッセージを自動配信
- ウェビナーやZoom予約の管理を自動化
顧客セグメントに合わせたメッセージ配信や、友だち追加からセールスまでの一連のプロセスを自動化できるため、24時間働き続けるセールスパーソンのような役割を果たします。また、Zoom予約管理の自動化で予約受付から確認メッセージまでの手間も大幅に削減されます。
公式LINEの管理者追加や権限設定の基本をマスターしたら、ぜひこうした専用ツールの導入も検討してみてください。顧客満足度の向上と業務の効率化が同時に実現できる、新しいLINE活用の形を始めてみましょう!