今や企業や店舗でも、LINEを使って宣伝・集客を行うことが多くなりました。「自分の公式LINEのユーザーに、もっとメッセージを読んでもらいたい!」公式LINEを運営している方なら誰もがそう思います。
ではユーザー向けにメッセージをたくさん配信するだけでいいのか?そうではありません。送ったメッセージがどのくらいのユーザーに開封されているかを知る必要があります。
そこで重要となるのが「開封率」です。さらに開封率を上げるために、配信タイミングをいつにするかを考えなければいけません。配信タイミングをいつにするのか、その上でユーザーに合わせた配信日時を指定することができれば、開封率を上げることができます。
そこで今回は、「公式LINEの配信時間はいつにする?開封率が上がる時間帯を解説」をテーマにご紹介いたします。
配信したメッセージを多くのユーザーに読んでもらいたい方、配信タイミングをいつにするのか悩んでる方は、ぜひ最後までお読みください。
公式LINEアカウントの開封率とは?
どのくらいのユーザーに開封してもらえたかは、「開封率」で分かります。では「開封率」とは何か?ここでご紹介いたします。
配信したメッセージをどのくらいの人に読んでもらえたか
まず開封率とは、配信したメッセージやメルマガが、どのくらいの人に開封してもらえたかを示した数字です。公式LINEの場合、トークルームに入ってメッセージを閲覧した人数を表します。
なお配信状況にもよりますが、メルマガに比べると公式LINEからのメッセージの開封率は高くなる統計が出ているようです。
一般的なメルマガ開封率が1〜2割に対し、公式LINEは約2割が開封後すぐ、約5割が3〜6時間以内、さらに約8割がその日のうちに開封しているという統計が出ています。
メッセージを開封した数÷送信したユーザー数
では開封率はどのように算出するのか?方法はシンプルで、「メッセージ開封数÷送信したユーザー数」で表します。パーセントで表示するなら、ここに×100をするだけです。
なお送信したユーザー数ですが、送信エラーなどで届かなかった分は含みません。
例えば送信数3000件に対し、エラーで届かなかったのが200件、届いたのち開封された数が1000件の場合、
1000÷(3000-200)×100=0.35714…
となり、パーセント表示にすると約35〜36%のユーザーが開封したことになります。
公式LINEアカウントの開封率の上がる時間は?
配信するメッセージをしっかり作成できたら、あとはユーザーへ送るだけです。ですが闇雲にメッセージを送ればいいわけではありません。
どういうことなのか、これからご説明いたします。
ユーザーの生活リズムに合わせた配信時間
配信にあたってポイントなのは、ユーザーの生活リズムに合わせた配信時間を設定することです。
例えば、全ユーザーへ同時刻に一斉配信しても、その時間は仕事、授業、子どもの送迎時間、などと重なれば他のLINEに埋もれてしまい、開封されない、ということも出てきます。それでは開封率どころか配信したメッセージが読まれなくなってしまうでしょう。
そこで、ユーザーの生活リズムにあった配信時間を設定するのです。公式LINEからのメッセージを開封する時間帯を把握できれば、自ずと開封率を上げることに繋げられます。
では大体どのくらいの時間に送るのがいいでしょうか?それぞれターゲット層に分けてご説明いたします。
ビジネスマン向けは18時~23時頃
ビジネスマンは当然、日中はプライベート関係の連絡をゆっくり見る時間は取れません。そこで、仕事が終わった後の帰宅時間からゆっくりできる時間帯がいいでしょう。なので、18時〜23時に送るのがおすすめです。
主婦向けは13時~15時
主婦は家族が会社や学校に行った後の午前中は家事で大忙しです。だいたい落ち着くのが昼食後と想定するといいでしょう。なので、13時〜15時に送るのがおすすめです。
学生向けは20時~23時
学生は日中授業を受けています。ゆっくりスマホを見るのであれば授業のない時間帯になるでしょう。なので、食事等が終わってゆっくりしている20時〜23時に送るのがおすすめです。
企業向けは9時前
企業は業種によって始業時間は変化しますが、概ね9時始業となります。そこで、朝メッセージを確認する際に、順番が一番上にきて目立つようにするといいでしょう。なので、9時前に送るのがおすすめです。
なお、先ほどお伝えしたように、業種によって始業時間は変化しますので、9時前配信にこだわらず、臨機応変に対応してみてください。
ユーザーに合わせて時間指定する他にも、配信にあたってポイントがありますので、簡単にご紹介いたします。
・配信時間の分数を、少しだけずらす(例:9:03)
・配信の曜日を固定する
・配信頻度は週1〜2回程度に
「かんたんラインステップ」を使ってユーザーに合わせて配信しよう
今回は「公式LINEの配信時間はいつにする?開封率が上がる時間帯を解説」をテーマにご紹介いたしました。
商品購入やオンラインセミナー開催などの成功の第一歩は、配信メッセージの開封率を上げて集客することです。公式LINEやメールでユーザーに合わせた配信を行えば、開封率を上げることができるので、ぜひお試しください。
公式LINEで決まった日時に配信する設定は、「かんたんラインステップ」でできます。
「かんたんラインステップ」には「ステップ送信」という機能があります。
こちらの機能では、最初に送信するメッセージをステップとして登録後、配信タイミング(日時)、送信したい友達の指定(タグによる絞り込み、登録日)、配信メッセージ内容の編集などが簡単にできます。
このステップ送信を活用することで、ユーザーに合わせた日時での配信が可能となります。
メッセージ開封率を上げる対策を行いたい方はぜひ、「かんたんラインステップ」を使ってみてください。